2017年9月21日木曜日

ホームページ開設にあたり、ブログを引越します。

永い間、皆様に愛されてきたこのブログ、本日をもって移転します。
移転先は、こちらです↓

博多漆芸研究所ブログ
http://hakatashitsugei.jpn.org/

こちらでは、教室の情報だけでなく、講師の制作活動(工房ぬり松、)、漆セミナー、その他漆に関する役立つ内容など幅広くお話ししたいと思っています。
今後もご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

2017年9月6日水曜日

先輩のジュエリースタジオ ウィステリア ジュエリーメイキング スタジオ

研究員さんの中に、彫金を学んでみたいとおっしゃる
方がいらしたので、ご紹介です。


ジュエリー制作を教えておられる内藤先輩は、
繊細な超絶技巧から、アートな作品まで
手がけるすごい方、
しかも、めちゃめちゃカッコいいんです!

初めてお会いした時は、
イタリア人と思ったほど、
彫りが深くて。

ぬり松、が、ぜんぜん売れない時代から、
ずっと応援してくださった方、
心から尊敬する人です。

東京藝術大学の彫刻科卒ですので、
技法だけでなく、造形的なアドバイスも
スーパーハイレベルです。

現在、九州産業大学芸術学部でも、
学生の指導にあたられています。


国体道路からちょっと入った、
今泉の季離宮にスタジオがあり、
ジュエリー作家を目指す方や、
趣味でジュエリーを制作される方が
学ばれています。

先生が素敵な方だからか、
生徒さんたちも、キラキラしてるんです。

ある日、お邪魔したとき
教室内のギャラリースペースで
いい感じのジュエリー展をされていたので、
きゃーなにこれ欲しい〜😍
と思って拝見していたら、
生徒さんの作品と聞いて気絶寸前でしたよ。

イタリア会館の一角にあり、
ステューディオって感じの
そりゃもうキラキラなスペースです。

ウィステリアHP


今日からジュエリーの
展覧会があるようです。
覗いてみてはいかがでしょう?

9/6(水)〜9/20(水)
「Solito 私らしい秋の始まり展」

天神サイトの紹介ページ
ウィステリアのFBページ

2017年8月26日土曜日

本日の姪浜教室



今朝はすごい雨でした。

そんな中、熱心に通ってくださる
漆研究員の皆様。

福岡市内をはじめ、
大野城
伊万里
八女
唐津
熊本

など、
かなりの遠方から
ご参加いただいています。

博多漆芸研究所は
天神と姪浜の2ヶ所ですが、
姪浜はヤングな方が多いですね。


まずは、漆芸部屋。

こちらは木工男子のみなさんです。
まいど木工あるあるで
盛り上がっておりま~す。

紅一点の方は、
「ある物」を作るべく、修行中です。

「ある物」については
いつかご報告できたら、
と思っております。


こちらは金継部屋。

手前の方は金継をしていませんが、
漆芸部屋が定員オーバーにつき
あしからず、です。

研ぎながらの雑談は
最高に弾みますね♪

一人でやるとうんざりな作業も
仲間と一緒なら平気かも✨

今日も笑い声の絶えない
姪浜教室(‐^▽^‐)
ありがとうございました!









2017年8月20日日曜日

ウルシノキ 里親募集 その後


6月に当ブログで書いた「里親募集」。

その後、有志の方々が
申し出てくださり、

飯塚
うきは
八女
唐津
などへ、旅立ってゆきました。

我が家に残る苗木は
現在このとおり
 


元気いっぱい!

福岡では33℃まで気温上昇する
日々が続いています。

ジリジリと肌を焦がす、
真昼の直射日光を
大きく枝を広げ\(^o^)/
むしろ、おいしそうに浴びている
ように見えます。

ウルシノキは南方の出身?

植物は、北上するのは容易ですが、
南下適応するにはかなりの時間を
要するそうです。

この苗木たちは、浄法寺産の種を
箕輪さんが福井で発芽させ、
一年間育てたもの。

昨年の11月に
福岡へやってきました。

1ヶ月に一度ほど、
肥料を少量与え、
毎日水やりしているだけです。


いちばん大きい鉢植えは
高さ70㎝にもなります。

更に、ヒコバエから殖えます。

春先に出てきたヒコバエを
分家したのがこちら。


もっと大きくなったものも
ありました。

すごい生命力!

しかし
かぶれると聞きます・・・

短パンで作業して、
素足にさらさら触れますが、
今のところ大丈夫です。

葉をちぎって出た
汁をなすりつけて
拭かずに放置する
(そんな人いませんが)

ぐらいのことをしなければ、
かぶれないかも?

秋の紅葉が楽しみです!!

追伸)
まだ、欲しい方がいらしたら
お分けできますよ♪

体験について


2013年に当ブログに投稿した
とっても楽しい♪ と評判の体験講座の記事
のアクセスが多いので、
体験についてお知らせしておきます。

諸事情から現在、
見学は受け付けておりますが、
体験入学は実施していません。

ワークショップとして、
一日だけ漆芸にふれてみたい
という方には、
以下のプログラムをご用意しております。

漆器の表面に図柄を彫って
金粉を埋め込むというものです。

天然漆を使用しますが、
漆を扱う部分は講師が代行しますので、
カブレの心配はございません。

多少握力がいるので、
小学校高学年以上~でしょうか。
(個人差がありますので、各自でご判断を)

ご希望の方は、
*参加人数
*ご希望の素地(箸、カップ、ぐいのみ)
*希望日時
*お名前
*ご連絡先

を添えて、メールにてお申込みください。
info@nurimatsu.jp

メールのタイトルは
「ワークショップ希望」
でお願いします。

1時間程度で終了。
作品はそのままお持ち帰りできます。

漆の硬化に時間が必要ですので、
ご使用できるのは1週間後です。


< ワークショップ受講費 > 
※素地代・材料・箱代含む
箸 一膳3,240円(税込)
作例

カップ 5,400円(税込)

ぐい呑み 5,400円(税込)



素地の漆器をご自分でお持ちになられる場合は、
沈金のみ 2,160円(税込)となります。


過去のワークショップ実施例は、
こちらに紹介しております。

2017年8月8日火曜日

㊗開店 カレー番長のお店!!



3月のブログに書いた、


火曜日のカレー番長Hさん、
とうとう開店しました!!

本格派のインドカレーだそうです。

なぜ伝聞調なのか?
研究所講師は、展示会の準備が苛烈で
まだ行けてないんです むむむ

こだわりのビールがあるそうなので、
ちょい飲み&カレー〆したい!
終わったらすぐ行きます!


漆芸は手作業ですので、
誠実な人柄が伝わってきます。

そ・れ・に。
ものすご~くオシャレな方なので、
どんなカレーになっているのか
とっても楽しみ。



§ § §

お店の名前は



福岡市中央区平尾2-14-21
12:00~21:00

月・火曜日定休

只今、ご本人が漆塗りのお皿を制作中♪
もうしばらくしたら、デビューする予定です。


インスタグラムの
#フロータンというお店ができるまで
にも、ちらほら登場していますぞ!


↓お店の情報はこちら↓
FB
インスタグラム

場所がちょっぴりわかりにくいようです。
こちらの「Google map」をご参照ください。


2017年8月5日土曜日

あすなろ工房訪問


あすなろ工房の井上さんは、
指物が専門の木工作家さんで、
現在、姪浜教室で漆芸の勉強中です。

今回、土曜日の生徒さんと一緒に、
唐津にある工房へお邪魔しました。



緑の多い素敵な場所!



木工の機械がたくさん。
さすが!整理整頓されています。

このような複雑なホゾ組、初めて見ました。


お願いしていた試作品が♡
想像していた以上の美しさに、うっとり✨


教室でも、とても丁寧な仕事をされる井上さん。
全国から注文が来るそうです。

寺社の建具や
茶の湯の炉縁などなど、
高度な技術が要求される分野で
お仕事をされています。

今回は、お忙しい中お邪魔したにもかかわらず、
見本をたくさん出して見せてくださいました。
勉強になりました!
ありがとうございます。

最後は記念撮影をパチリ!
(向かって右の方が井上さんです)



おつかれさまでした!

2017年7月28日金曜日

博多漆芸研究所 購買部開設



博多漆芸研究所 姪浜教室に
購買部を開設いたしました。
こう見えて、箕輪漆行特約店です。




箕輪漆行の取扱商品を同価格で販売します。
(ただし、1円単位は四捨五入)

箕輪漆行さんのネット販売では
¥10,500以上購入しないと、送料が¥972かかります。

漆は生もので、買い溜めできませんね。

「一度にそんなにたくさん買わないな~」



「手に取って選びたい」

「専門家のアドバイスが欲しい」
という、
研究所関係者以外の方も、ぜひご利用ください。





以下の漆は常時在庫し、
20g~小分けして販売します。

*生漆
*木地呂
*黒素黒目
*梨地(研出)
*梨地(塗立)
*黒呂色
*練色漆/朱(呂色あげ用)
*練色漆/赤口
*練色漆/弁柄
*練色漆/アサギ
*練色漆/草色
*練色漆/白



※漆は冷蔵庫で保管しています。

※漆は鮮度を保つために少量しか在庫していません。
できれば事前にお問合せください。




箕輪漆行の取扱商品はすべて取り寄せできます。
商品、価格は箕輪さんの通販サイトでご確認ください。


箕輪さん取扱商品以外にも、
博多漆芸研究所を運営する「工房ぬり松、」が、
漆芸作家の目線で選んだ道具や材料を置いています。

今のところ、
毎週土曜日 9:30~12:00
姪浜教室開講中のみのオープンです。

他の日時については、下記の○のついた
時間帯に、ご予約をお願いします。
(日によって、ご希望に添えないこともございます)


お問合せ、ご予約
電話・SMS)090-9490-2665
電話)092-834-4805
mail)mameyacco@gmail.com

※お電話について
漆芸の制作中は出ることがでません。
根気よくお掛けください。











2017年7月17日月曜日

新作紹介


姪浜教室は姪浜駅から15分ほど歩きます。
場所柄、自動車で通う方も多いです。

伊万里からバイクでお越しの方もいらして、
さすがに、着いたらまず一休みですね。

そんなわけで、生徒さんが到着したら
お茶をお出ししています。

そのときどき、珍しいお菓子を用意するのも
楽しみです。
もちろん、漆の器に盛って♪




雑談で盛り上がることもあれば、
作家さん同士の情報交換の場になることも。

作品の値段をどうやってつけるか?
どこの売り場がいい感じか?

なかなか同業者には聞けないようなことも、
仲間内ですから相談しやすいですね。



今回は、10周年記念展示会のお知らせもあり、
ひとしきりおしゃべりに花が咲きました。

暑中通っていただく中、
素敵な作品ができあがりましたので、
ご紹介します。


まずは、木地物を変り塗りで仕上げた作品。
この方は木工作家さんで、木地はご自分で作られました。
立ち上がりの美しい板皿です。

せっかくのケヤキ材ですので、
木目が出るよう、錫粉を蒔くときに加減しました。
夏にふさわしい、涼やかな作品になりましたね。


もう一点は、金継の大作です。
1ヶ月に2回ほど参加の方ですので、
一年以上かけて完成させました。

古唐津の陶片による呼び継ぎです。

陶片の隙間は梨地で埋めました。
格調高い仕上がりです。




これほどの作品となると、宝物です。

桐箱を作りましたので、
出来上がるのが楽しみですね。

おつかれさまでした。

2017年7月4日火曜日

7月4日の教室について

台風3号が、午前中に北部九州上陸の
予報となっておりますので、
本日はお休みします。

2017年7月3日月曜日

岩田屋さんで、展示会&金継の相談会をやります


8月9日(水)~22日(火)
10:00~20:00

岩田屋本店の新館6階で、
「工房ぬり松、漆のうつわ展」を開催します。



今回は、小品と新作中心に出品する予定です。



そして金継相談会!!

8月9日(水)~13日(日)
11:00~18:00

破損した器の修繕カウンセリングおよび
補修注文受付を行います。

金継
銀継
錫継
漆継
変り塗り継
蒔絵仕上げ
共直し
などの様々な技法、

陶器
磁器
ガラス器
木器
漆器
などの様々な器種

の修繕ができます。



皆様のお越しをお待ちしております。

2017年6月30日金曜日

7月7日 新規開講! 金・金・金継の金曜日 

追記 2017.8.20
諸事情により、
現在この講座は中止しております。
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お仕事帰りにちょこっと
姪浜で金継を習いませんか?

毎週金曜日 17:00~20:00
(の中で1時間~)

要項はこちら

講師は、九州産業大学や
朝日カルチャーセンターでも漆芸を
講習しているベテランです。

さらに、箕輪漆行(漆屋さん)と提携。
多種多様な材料も手に取りながら選べます。

「金継」は、破損した陶磁器を
修理する・・・
のみならず、
より美しく再生する!
日本独自のすばらしい文化です。

(由来の違う破片をつないだ呼継)


<金継の歴史>

「金継」とは、
破片を漆で接着したり、
隙間を漆ベースのパテで埋めたりして
修繕する技法です。

そうして作ったベースに、
金・銀・銅・錫などの粉を蒔いたり
色漆を塗ったりして仕上げるのです。

つまり、漆芸分野の一部分なのです。

現在知られている金継のような、
継ぎ目を見せる感覚は、
茶の湯の影響です。

利休の教えを記録した『南方録』には
「漆継(うるしつぎ)」の記述が見え、
初期の織田有楽斎「呼継茶碗」(永青文庫HP)は、
漆だけで継いであります。

次いで、当時最も貴重だった銀粉を用いるようになり、
遅れて金粉を使ったものが登場します。
本阿弥光悦の「雪峰」(畠山記念館HP)
などが有名ですね。

もっと源流をたどれば縄文時代まで
さかのぼることができます。

漆の、接着剤や塗料としての利用は
縄文時代に始まりました。

こちらは、東京の下宅部遺跡から出土した土器。
縄文人は、破損した土器を
漆で修繕していたのです。
漆継ですね!!

かように長い歴史の糸でつながれた金継
ではありますが、
やり方を学べば誰にでもできる技術です。

当教室では、漆芸家が講習します。

技法について、「なぜそうするのか?」
という突っ込んだ所までご指導しますので、
ご自分で技法の応用ができるようになります。

器や持ち主の個性に寄り添った
ユニークな金継もご提案できますよ。

7/7(金)開講です。
皆様のご参加をお待ちしております!
(講習風景)

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追記 2017.8.20
諸事情により、
現在この講座は中止しております。



2017年6月28日水曜日

ウルシノキの里親募集!

縁があって育てている、浄法寺のウルシノキ。

落葉樹なので、冬の間は
「単なる棒」、
このままでは生きているのか死んでいるのか
わかりません。

ゴールデンウィークになっても芽が出なかったので、
内心ドキドキでしたが、


出た!

ゴールデンウィーク明けに新芽が出て、
今日、数えてみたら
枝が10本ほどになっていました。

見てください!
↑の子がこんなに!

ベランダ狭しと枝を伸ばす姿は
生気あふれ、気持ちがいいです。

毎日観察するのが楽しみだ~👁

孫生えも分家して育てていますが、
殖えすぎてしまったので、
教室の生徒さんに、
里親募集しました。

筑後や筑豊へ旅立ったウルシノキ、
どのように育つのか楽しみです。

まだ数鉢ありますので、
ご希望の方は連絡ください。


<ウルシノキ里親募集>


*大切にして下さる方
*姪浜または天神の教室に取りに来れる方
開講日時はこちら)
*今後、生育状況について情報交換してくださる方



博多漆芸研究所関係者でなくてもOKです。
うっかり枯らしてしまった場合の責任は問いません。

根っこに土が着いた木を
ビニル袋に入れてお渡しします。

お代はいただきませんが、
植木鉢付でのお渡しをご希望の場合、
実費として¥500~¥1000いただきます。



日当たりと水はけの良好な場所が向いています。
10年で樹高10mほどに育ち、
漆掻きできるようになります。

根っこは木の高さ以上に伸びます。
詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。

うちみたいに、植木鉢で観葉植物的に愛でるのも
良いですね。

秋になれば見事に紅葉します!

かぶれには注意が必要です。
(私はバシバシ触っていますが、
今のところ無事です)

ご質問があれば、お気軽にどうぞ。

担当・マツオイ マサヨ
☎・SMS・・・090-9490-2665
メール・・・mameyacco@gmail.com





2017年6月9日金曜日

講師による作品展とワークショップのお知らせ

来週は博多阪急にて、
作品展&ワークショップを行います。

とき 6月14日(水)~20日(火)
午前10時~午後8時(最終日は午後7時まで)
ところ 7階リビングスペース

詳細は下記からリンク↓

日々の暮らしにつかえるカップや箸から、特別な日の漆器まで、
多彩な漆器を揃えました。

父の日にいつもと違う、ワンランク上のギフトを考えている方にもおすすめです。

綿津見塗杯 7,580円


また、週末にはワークショップもします。

漆器作りワークショップ

内容 沈金ワークショップです。
皆様には、漆面に線を掘っていただき、
作家が漆を使って金を定着させます。
(参加者は漆に触れることはありませんので、安心して参加ください。)

とき 6月17日(土)・18日(日)
各日午前11時~午後6時
随時受付
※お一人様約40分


ところ 7階リビングスペース

参加費(税込) ※素地代・材料・箱代含む
箸 一膳3,240円
ペア5,000円
作例

カップ 5,400円

ぐい呑み5,400円~

作品は当日お持ち帰り出来ます。

皆様のお越しをお待ちしています。










2017年5月23日火曜日

講師の展示会と休講のお知らせ



6月は、研究所の講師「工房ぬり松、」の
展示会があります。


<その1>



5/30(火)~6/4(日)
東京の桃林堂画廊にて
グループ展に出品します。

昨年と同じ場所、
同じメンバーです。

お近くの方はぜひ、遊びにいらしてくださいませ。


詳しくはこちらをご覧ください



<その2>


6/14(水)~6/20(火)
博多阪急デパートにて、
父の日にちなんだ小品展をします。

土日は沈金のワークショップもあります。
詳しいことは、後日アップ予定。



<休講のお知らせ>


6月2日(金)、3日(土)、13日(火)、17日(土)
は、休講となります。

今月の土曜日の講習は、
6/10、6/24の2回だけとなります。

ご不自由をおかけしますが、
何卒ご了承くださいませ。



2017年5月14日日曜日

土曜日の講習日について



姪浜教室は隔週(第2・4)開講でしたが、
受講者が増えてきましたので
毎週開講することになりました。

※講師が展示会などで開講できない
日もあります。
予定表でご確認ください。

開講時間は9:30~12:00で変更ありません。
エアリザーブからご予約できます。


今年に入ってから、
木工作家さんや大工さんなど、
木に関わるお仕事をされている方が
受講されるケースが増えております。

20代のヤングな大工さん、
木造建築専門のお仕事をされています。

道具の墨壺をご自分で作られるそうで、
先輩方が趣向を凝らしているのを見て、
「そうだ、漆で!」
ということで、
最初に出来上がった作品がこちら。


ひとひねりあったほうが良いかなと、
松煙を使って渋めに仕上げました。
Cool!

姪浜教室では、金継も講習しています。
こちらは、水色金という珍しい粉を使った作品。
たいへん上品な仕上がりになりました。

長~い「入(ニュウ)」。
ここで純金を使うと、せっかくの絵よりも
金のほうが主張してしまいます。

水色は、金と銀との合金です。
青金は金8:銀2
水色金は金6:銀4

金粉と銀粉を同じ比率で混ぜただけでは
いけません。銀のところだけ変色します。

銀は空気中の硫黄と反応して硫化銀になるので、
黒ずんでしまうのです。

水色金は完全に混ざった合金ですので、
変色の心配はありません。

姪浜教室では、
*漆芸
*金継
*工芸基礎(デッサン、色彩学、立体造形)
をお好きなように講習できます。




2017年5月1日月曜日

「三つの瑞雲展」 研究員による個展のお知らせ


佐世保から通っておられる鈴木様は、
人並み外れてバイタリティ溢れる
魅力的な方です。

たいへん多趣味な方で、
イタリアで勉強したお料理を
教えてらっしゃるそうですし、
刺繍は東京で勉強されたそうです。

会期中のロビーコンサートでは、
ご自身のヴァイオリンの演奏を
披露されるそうです。

人の二倍、三倍に密度の高い人生。
あまりにすごすぎて、
初めてお話を伺ったときは、
驚きました。

今回は、漆塗り、金継、刺繍の作品を
発表されるそうです。

DMのお写真は、博多漆芸研究所で
制作された作品です。

漆芸にはたいへん熱心で、
自宅でも作業環境を整え、
毎日のように制作に打ち込んでおられます。

珍しい変わり塗りから本格派の艶あげまで
様々な作品をご覧いただけます。

是非、お運びくださいませ。

長崎県佐世保市の島瀬美術センターにて
2017年6月16日(金)~18日(日)です。



2017年4月8日土曜日

ウルシノキを見に行きました!


佐賀県鳥栖市でウルシノキを栽培されている方が、
分根をされるということで、
研究所の有志でお手伝いに参加しました。

(九州に漆の木を植える運動について、
今までの流れはこちら。)

研究所から7名。
ほかにも福岡県、佐賀県から
総勢16名が集合!

まずは「多く美や」にて、ミーティング。
漆の現状について情報交換です。

満開の桜の下でお弁当をいただきました。
鶯の唄も聞こえます。

教養豊かなYさんが
「あれは鶯の谷渡りと言うんですよ」と。

和歌がお好きなIさんは、桜を詠んだ歌を
挙げてくださいました。

世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし

この歌は在原業平が惟高親王の
お供をしているときに詠んだ歌です。

惟高親王と言えば、木地祖と仰がれる
漆工の祖神の一人ですね。
(惟高親王についてはこちら

この日の前後は雨続きでしたが、
不思議と雨粒に当たることはありませんでした。

遠景に満開の桜を眺めつつ
ウルシノキを目指します。


この木は16年前に、鳥栖の多く美やの
渡邉さんが植えられたもので、
養生掻きをされていましたが、
分根して伐るご予定だそうです。


根っこを探して掘り進める作業。

研究所の誇る若手リーダー・Yさんが、
力強い鍬さばきで貢献します。
不肖、松生順も老体に鞭打って・・・

1時間近くかかったでしょうか?
木の高さほどはあろうかと思われる
長~い木の根っこを掘り出します。

鍬が当たったところからはウルシ液が滲み出ました。
何本も複雑に絡みながら伸びる根を見ると
ウルシノキの並外れて強い生命力を実感。

こんなに強いからこそ、「漆」は、
木地を強く丈夫に守る力を持つのですね!

参加者は各自、切断された根っこを持ち帰り、
育苗に挑戦することになりました。
(うちの子)

小学校で経験した挿し木を思い出して
1本は水に漬けてみました。
あのときのアジサイのように根っこが
生えてくれると良いのですが・・・。

建築士、大工さん、木工作家さん、造園家など、
多彩な顔触れ。

ウルシノキの活用は、器だけではないことを
思いました。

他の木に比べ、腐りにくいことなども
考えると、まだ活用の余地があるかも
しれません。

ウルシノキは花も咲きますし、
秋には見事に紅葉します。

渡邉さんの木を発端に「九州に漆を」という
機運が高まってきました。

博多漆芸研究所も何かしたくて
うずうずしています。